動物などイラストレーターmapiのぶろぐ。その2
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100円ショップにて「お洗濯ネットコーナー」に向かう。
するとそこには濃紺のスーツに黒いフチのメガネ。
なんだか妙に昔っぽいというかお役所にでもいるような
場違いな雰囲気の40代後半くらいのサラリーマンが
いて、ずらりと並んだ洗濯ネットを前にじっと
立っている。
うすうすその気持ちは分かるような気がする。
とにかく多いんだ「洗濯ネット」の種類が。
用途は「ブラジャー用」から「フリース用」から
「ワイシャツ用」から「色の濃い衣類用」から。
それに各種サイズが揃っていて、さらに
「目のより細かい」だの洗濯槽に入りやすい「円筒」
だの、ファスナー部にカバーがついてて他の衣類に
ひっかからないのなんのという具合で壁一面がお洗濯ネット。
私の求める物はサラリーマンが立っている向こうに
あるんだけど、彼の集中を乱すのはまずいので
隣の通路からまわって向こう側に出る。
私が欲しいのは「お洗濯の時に浮かべてゴミを取るネット」
それも「浮かべる」の「ひっかけるの」だので
6種類くらいある…。そこからひとつ選んで
次は「歯ブラシコーナー」。
しゃがみこんで歯ブラシを選んでいると、
おばあさんの声が聞えた。
その2人のおばあさんは「膝サポーター」を
選んでいるらしく「これがないと夜眠れない」
と言っている。
(膝サポーターってそんなに役立つものなのか。)
と膝サポーターを使った経験の無い私はそっと
関心した。
「厚め」の方が良い。らしく厚いのを探している様子。
「それは肘用やわ」
「アラ。あはははは」
などと楽しそうに膝サポーターを選んで
「とりあえずこれ試してみよう」と
立ち去っていった。
そして気づくと私の横にはおじいさんが一人。
立ってなにかを選んでいるんだけどそのうち
「ぶっ」と音がした。
(おじいさんがおならしたなぁ)
と思ったけど、「おじいさんがおならを
した事に気づいた事を気づかれてはならない」
と決意し平静を装いつつ、しゃがんだまま歯ブラシを
選んでいた。そのおじいさんも普通に何事もなく
去っていった。
(そんなややこしい無駄な決意は不必要ではなかったか?)
とちょっとぼんやりとしながら歯ブラシを選んで
立ち上がると、さきほどのサラリーマンが「ほうき」を
手に通路を去っていく所だった。なにかちょっと
「満足そう」な感じで片手で持ち上げるようにして
持ち、先っぽをぶらぶらさせたりしていた。
するとそこには濃紺のスーツに黒いフチのメガネ。
なんだか妙に昔っぽいというかお役所にでもいるような
場違いな雰囲気の40代後半くらいのサラリーマンが
いて、ずらりと並んだ洗濯ネットを前にじっと
立っている。
うすうすその気持ちは分かるような気がする。
とにかく多いんだ「洗濯ネット」の種類が。
用途は「ブラジャー用」から「フリース用」から
「ワイシャツ用」から「色の濃い衣類用」から。
それに各種サイズが揃っていて、さらに
「目のより細かい」だの洗濯槽に入りやすい「円筒」
だの、ファスナー部にカバーがついてて他の衣類に
ひっかからないのなんのという具合で壁一面がお洗濯ネット。
私の求める物はサラリーマンが立っている向こうに
あるんだけど、彼の集中を乱すのはまずいので
隣の通路からまわって向こう側に出る。
私が欲しいのは「お洗濯の時に浮かべてゴミを取るネット」
それも「浮かべる」の「ひっかけるの」だので
6種類くらいある…。そこからひとつ選んで
次は「歯ブラシコーナー」。
しゃがみこんで歯ブラシを選んでいると、
おばあさんの声が聞えた。
その2人のおばあさんは「膝サポーター」を
選んでいるらしく「これがないと夜眠れない」
と言っている。
(膝サポーターってそんなに役立つものなのか。)
と膝サポーターを使った経験の無い私はそっと
関心した。
「厚め」の方が良い。らしく厚いのを探している様子。
「それは肘用やわ」
「アラ。あはははは」
などと楽しそうに膝サポーターを選んで
「とりあえずこれ試してみよう」と
立ち去っていった。
そして気づくと私の横にはおじいさんが一人。
立ってなにかを選んでいるんだけどそのうち
「ぶっ」と音がした。
(おじいさんがおならしたなぁ)
と思ったけど、「おじいさんがおならを
した事に気づいた事を気づかれてはならない」
と決意し平静を装いつつ、しゃがんだまま歯ブラシを
選んでいた。そのおじいさんも普通に何事もなく
去っていった。
(そんなややこしい無駄な決意は不必要ではなかったか?)
とちょっとぼんやりとしながら歯ブラシを選んで
立ち上がると、さきほどのサラリーマンが「ほうき」を
手に通路を去っていく所だった。なにかちょっと
「満足そう」な感じで片手で持ち上げるようにして
持ち、先っぽをぶらぶらさせたりしていた。
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